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共用型サーバーとクラウド型サーバーの違い

共用型サーバーとクラウド型サーバーの違いとは?



ワードプレス用のレンタルサーバーには「共用型サーバーとクラウド型サーバー」という2種類のサーバーがあり、レンタルサーバーのスペックを比較する際の一つの基準となります。

結論から言うと、これからはクラウド型サーバーの時代とは言われていますが、現状多くのサーバーは共有型を採用しています。

果たして、共用型サーバーとクラウド型サーバーはそれぞれ何がどのように違っているのか?

ここでは、その両者の違いを説明していきます。



1つのサーバーを利用者皆でシェアする「共用型サーバー」

レンタルサーバーとは、例えるなら大きなパソコンです。

その大きなパソコンの中に、契約ユーザーそれぞれの記憶領域(HDD又はSSD)があるイメージが共用型サーバーです。

各々のユーザーのデータの保管庫はそれぞれ別ですが、レンタルサーバーとしての基本システムは皆で共用していますので、つまり、サーバーのどこかの調子が悪いと全てのユーザーが影響を受けてしまう可能性があります。

もちろん、レンタルサーバー側はそれを重々承知の上でサービスを展開しているので、共用型サーバーでは各々のユーザーのデータ転送量などが明確に決まっている場合が多いです。



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1つのサーバーを仮想的に分けている「クラウド型サーバー」

クラウド型サーバーの特徴は、大きなパソコンの中に、複数の小さいパソコンが存在しているイメージで、他のユーザーや外的要因を受けにくい事です。

共用型サーバーでは、あくまで記憶領域のみが各々のユーザーの個別の資産ですが、クラウド型サーバーでは仮想的に、各々のユーザーがサーバー内独自サーバーを持っているという感覚です。

もちろん、根元の部分のシステムは他のユーザーと共有していますが、クラウド(仮想・雲という意味)によって自分の記憶スペースとシステムが擬似的に独立している状態です。



共用型サーバーとクラウド型サーバーの関係

共用型サーバーは、他のユーザーの影響を受け易いシステムですが、その分運用コストが安く済むので、レンタルサーバーの利用料は安くなります。

もちろん、他のユーザーの影響を受け易いとはいっても、そこまで頻繁に問題が起こるわけではありません。

クラウド側サーバーは共用型の逆で、サーバーの安定度は上がりますが、運用コストが高くなりがちです。

故に現状では、両者のどちらが良いとは断言できず、各々のメリットとデメリットを把握した上で自分に合ったサーバーを探す事が何よりも大切です。