ワードプレスで作ったブログは、ブログ作者本人の意図を問わず、アップロードボタンを押すと即座に世界中に公開されてしまいます。
これは、インターネットが世界共通のシステムである以上、致し方ないと言える事で、ブログに限らずネット上で何かしらの情報を発信すると、それは世界に向けて発信していることになります。
しかし、となると当然、それを悪用する人間も出てくるもので、非常に残念なことですが、ワードプレスは海外からの悪意ある攻撃を受ける機会が非常に多い媒体です。
ワードプレスの特徴の一つに「プラグイン」をインストールすることで、後から様々な機能をワードプレスに追加できるというものがあります。
となると当然、プラグインの中には、セキュリティ対策のものも数多くあるので、それらをインストールする事も、海外からの悪意ある攻撃を避ける有効な手段の一つです。
しかし、あまりにプラグインばかりに頼ってしまうと、ワードプレス自体の動作が重くなってしまう可能性もあるので、ほかのプラグインとのバランスも考えながら、くれぐれもプラグインの使い過ぎ・入れ過ぎには注意しましょう。
また、似たタイプのセキュリティプラグインをインストールすると、双方がぶつかり合って効果がなくなってしまう場合もあるので、こちらも要注意です。
ワードプレス用のレンタルサーバーの中には、レンタルサーバー自体が専用セキュリティ対策を備えている場合もあります。
海外ユーザーからのブログへのコメント禁止や、ワードプレス管理画面へのアクセス禁止など、悪意ある海外ユーザーからの攻撃を、レンタルサーバー自体が遮断してくれるので、ユーザー自身がワードプレスにセキュリティプラグインを入れる必要がなく、安心してブログを公開する事ができます。
セキュリティシステムの操作も、サーバー側の管理画面から出来るので、ワードプレス自体を操作する必要がありません。
これと「SSL(関連記事参照)」さえ導入しておけば、個人レベルではこれ以上のセキュリティ対策は不要(不能)と言えます。
最後に、仮にここまで対策しても、インターネットセキュリティの世界に「100パーセントは存在しない」ことだけは頭の片隅に入れておきましょう。